撮影の条件
- 撮影場所:大洗町 涸沼 「夕日の郷 松川」
- 撮影日時:2020年9月21日(月)午後5時半頃
- カメラ:SONY ILCE-7M2
- レンズ:E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
- 焦点距離:87mm
- シャッター速度(SS):1/1000
- 絞り値:F9.0
- 露出補正:±0.0
- ISO:100
茨城の希少な夕陽スポット 涸沼
茨城は近いため、あまり泊りがけで行くことはないのですが、今回の主目的はご来光を見ることだったため、前日入りしました。
せっかく早めに着いたからどこか夕陽スポットはないかと探していた時に見付けたのがここ「涸沼」でした。(「涸沼」と書いて何と読むでしょう?当たった方には、私が褒めて差し上げます 笑)
「涸沼」は昔から知ってはいたのですが、泥沼に葦が群生し、どじょうが泳ぐパッとしない沼(湖?)というイメージしかなく、あえて自力で訪れようとは思ったことがありませんでした。
茨城は海岸線がひたすらに東を向いているため、(ご来光のスポットは多くても)夕陽がきれいに見える場所がない残念な県だ…とずっと思っていたのですが、ここ涸沼は湖岸東側にキャンプ場(夕日の郷 松川)があり、湖面に沈む夕日とリフレクションを楽しむことができます。何組ものご家族がキャンプに来られており、子供たちのはしゃぐ声とお肉の焼ける匂いとが相まって、アットホームでのんびりできる場所でした。
大洗とガルパン効果
大洗市街からここまではタクシーを利用したのですが、運転手さんに最近の大洗についていろいろと聞かせて頂きました。
(私が子供の頃には)海水浴場と水族館以外何もなかった大洗ですが、アニメ「ガールズ&パンツァー」(通称ガルパン)の舞台としてその名が知られて以降、日本中からアニメファンが聖地巡礼に訪れ、賑わうようになったようです。(町中至る所にガルパンのポスターがあり、肉屋でも八百屋でも関連グッズが売られ、神社にはガルパン絵馬があり…といった具合です。)
タクシーの運転手さん曰く、このアニメ人気の影響で、百人以上(!)が大洗への移住を果たしたそうです。しかし、このアニメは美少女+ミリタリーという、(ある程度)歳のいった男性に特にアピールするようなコンテンツだったこともあり、特に(現地女性との婚活が進む等の)町の将来の発展への寄与は未知数…と、運転者さんも微妙な表情で話されていました(笑) (もっと若くて希望溢れる人に住んでもらいたい!・・・こころの声代弁)
「ガルパン」の経済効果についてWikiで調べたところ、
野村総合研究所の試算によれば、本作による大洗町の経済効果は2013年度観光客数がのべ15万9000人、金額にして7億2100万円に上ると見られている。(中略)2015年12月、大洗町がふるさと納税の返礼品にガルパングッズを追加したところ、2015年12月の1カ月間だけで1億6000万円集まった。
『ウィキペディア(Wikipedia)』ガールズ&パンツァー
・・・と、とんでもない経済効果をもたらしていたんですね。知りませんでした。アニメファンの愛情や恐るべし。茨城にお金を落としてくださって、有難うと言いたいです。
これは単に「オタクがみるもの」で割り切ることはできない魅力が、コンテンツにあるのだろうと思って調べてみました。
【ガールズ&パンツァー:作品解説】
戦車同士の模擬戦が伝統的な女性向けの武道として競技化され、戦車道と呼ばれて華道や茶道と並ぶ大和撫子の嗜みとして認知されている世界を舞台に、戦車戦の全国大会で優勝を目指す女子高生たちの奮闘を描くオリジナルアニメ。兵器である戦車を女子高生たちが運用するという、男性のアニメファンにアピールするようミリタリーと萌え要素を併せ持ちつつも、死者の出ない戦闘とスポーツものの約束事を踏襲した物語が描かれ、戦争と死といった背景から切り離された戦車戦を描いている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』ガールズ&パンツァー
・・・スポ根ものに鉄板の、友情、勝利、努力、そして魅力あるライバルとの戦い、さらにキャラクターが美少女と加われば、確かに面白そうです(笑) 近い将来、私もガルパンについて熱く語るようになっているかもしれません。
【ガールズ&パンツァー:公式ホームページ】https://girls-und-panzer.jp/




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